鶴岡公園の桜もまもなく咲き始める頃となりました。桜が咲き始めると人は花に心を寄せます、一斉に咲く桜の花には魔法のような力があるのかもしれません。
さて、3月15日には卒園式が行われ、美咲の森こども園での楽しい園生活を終えた「つばさ組」14名は、元気にそれぞれの小学校に入学し1年生となりました。
4月5日には入園式を開催し、新たに17名のお子さんが本園に入園されました。また、在園児のお子さんも本日進級式を行い、それぞれ上のクラスへ進級致しました。特に、新つばさ組は、本園のお兄さん、お姉さんとして年下の子ども達と仲よく遊んだり、いろいろとお世話する立場となり、一段とたくましく成長したように見受けられます。
新たに入園された保護者の皆様には、少なからず不安を抱えておられることと思います。こども園での新しい環境に慣れるまで、職員はお子さまとゆったりと丁寧に関わってまいります。
子ども達もご家族の手を離れて経験する初めての「集団生活」です。当分の間、朝のつらい別れもあるかと思いますが、子ども達も直に園生活の環境にも慣れ笑顔で過ごすようになりますので、どうぞご安心下さい。
子育てについての悩みや心配ごとは、各年令の発達段階において必ずあります。どんな些細のことでも、遠慮なさらずお気軽にクラス担任や主幹そして園長までご相談ください。
美咲の森こども園は、保育所型認定こども園でありますが、姉妹園の美咲こども園と同様に「教育と保育」を一体的におこなっており、特に教育的要素に力を注いで日々取り組んでおります。
本園の教育・保育の運営方針は、しおりに掲載しておりますように「子どもの心を大切にし、常に子どもの視点に立って接していく中で、子どものもてる可能性を子ども自身の力で開花させていく」ことに力を注ぐことであります。
子ども達一人一人が持っている、すばらしい個性と才能を十分に引き出してあげることができるように、ご家庭とこども園が共に手を取り合って力を合わせ、成長を育んで参りましょう。
本年度も園長は法人業務と兼務という形態となりますが、昨年以上に子ども達との触れあいを大事にし、且つ職員の更なる意欲向上をめざした幅広い研修にも力を注いでまいります。
地域や保護者の皆様との信頼関係を大切にし、子ども達の健康と安全を守るために、環境の整備や安全管理に努め、お子さんの健やかな成長を願い職員一同努力させて頂きます。
本年度も保護者の皆様より、本園の教育・保育活動にご理解とご協力、そしてご支援を頂きますよう心からお願い申し上げ、新年度にあたりご挨拶と致します。
美咲の森こども園 園長 冨樫孝雄