暦の上では冬が始まる11月。鮮やかな紅葉が野山に広がっていますが、この色づいた葉が落ちると本格的な冬がやってきます。日ごとに寒気も増してまいります。 それでも子ども達は公園や園庭を元気いっぱいに走り回っています。
10月に幼児組の子ども達は、クッキング保育で「芋煮汁」と「新米おにぎり」を調理しました。 庄内の秋の恵みを使って調理された庄内風の芋煮と内陸風の芋煮の二つの芋煮汁を味わいました。また、 新米おにぎりは、実際の稲穂を手にして先生からお米になるまでの話を聞いてお米にも興味を持ちました。庄内米の一粒一粒の輝き、噛むことで甘昧が旨みに変わる庄内米をおにぎりにして、幼児組の子ども達はもちろん、乳児組の子ども達も大きなお口でほおばる姿がとても愛おしく、自然の恵み豊かな庄内に生まれた喜びを感じております。 さて、今年の運動会は小真木原の総合体育館アリーナの大きな会場で行われました。東京オリンピックの開催年に合わせ、つばさ組の聖火ランナーが聖火台に点火する見事な演出のオープニングで始まりました。今年から赤、白二チームに分かれて仲間と力を合わせて取り組んだ頑張りが見られた運動会でした。子ども達のにぎやかな熱気溢れる応援合戦もあり、保護者の皆様も全力で競技に参加して下さいまして、その盛り上がりが子ども達の頑張りや意欲に繋がったと思います。子ども達と一緒に保護者の皆様の笑顔がたくさん見られた楽しい運動会になりました。 開催にあたり準備や競技の運営そして後片付けにご協力下さいました保護者の皆様に感謝致します。ありがとうございました。
11月は、「保護者面談」が行われます。お子さんが入園、進級してからの園での姿をお伝えすると共に、ご家庭での様子をお伺いさせていただきながら、ご一緒にお子さんの「成長」を確認し、育んでいきたいと思っております。お子さんのことで不安や心配な事、また、園へのご要望などありましたら遠慮なくお話くださいますようお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症の感染者数は全国的に減少が続いておりますが、今後もワクチン接種が更に進むことによる効果が期待される一方で、感染者数の減少に伴う安心感や措置の全面解除による制限の緩和により接触機会が増えることで、冬に向けて新規感染者数が以前のように増加することが心配されます。また、冬に備えインフルエンザワクチンの接種も呼びかけられております。手洗いや換気に消毒など、これからも園内では基本的な感染対策を徹底してまいりますが、ご家庭でも引き続き感染防止にご協力をお願い致したいと思います。
(園長 冨樫孝雄)